(2024年3月キッチニスタ公式インスタグラム記事より再編集)
2025.08.22
ミシュランガイド東京掲載レストラン【ナベノイズム】渡辺シェフ 今回の話題は、「和牛フィレ肉の真空パック湯煎(下準備のラップ巻き)」です!
【渡辺シェフ】
ラップを活用した能登牛フィレ肉の調理方法です。
フィレ肉を計量した上で塩分濃度を決めマリネしたら、キッチニスタラップ抗菌ブルーの特性を活かして成形し、真空調理します。
【ラップで真空パック作りのポイント】
塩ビラップは縦が伸びに強い特長があります。
きっちり巻き込んで締めたい時は縦巻きが基本。
巻き方は海苔巻きの様に、最初の一巻き二巻きが大事で、パンパンに張った状態を作ることを心がける。
【調理過程のポイント】
●64度の真空パック湯煎の加熱時間は今回50分で実施。
●仕上げの工夫にバターで香りだしをします。フライパンを使用し、焦がしバターの中でお肉を転がしながら、表面に焼き目をつける程度に焼きます。
●とろける様な質感にするための心得は、適切な温度管理が大事です。 65℃を超えるとコラーゲン組織が壊れ、ゼラチン質に変化しお肉の食感が変わるため、少なくともこの温度帯(64度)に留めることです。
64度の真空パック湯煎で加熱し、仕上げにバターで香りだししたフィレ肉は、和牛の持つ上品な脂の香りを引き出し、とろける様な質感ができます。
レストラン「Nabeno-Ism」
ナベノ-イズム
エグゼクティブシェフ
CEO 渡辺 雄一郎
https://www.nabeno-ism.tokyo/
【インスタグラム】
渡辺シェフ
https://www.instagram.com/yunabe67/
Nabeno-Ism【ナベノ-イズム】 https://www.instagram.com/restaurant_nabeno_ism/